廻る因果は糸車~
南総里見八犬伝
昨日はDBや聖闘士の要素有りと書きましたが大事なことを忘れてました
舞台は室町後期
ハイ、そうです
忍たま時代!!
忍者は出てきませんが犬坂毛野は手裏剣使い、犬山道節は妖術を使い変装も得意です^^
こんなにも私好みの要素満載とは。。。稀代の名作!!
ちなみにこの時代にはなかった籠かきや鉄砲なども出てきますがこのあたりは作者の馬琴さんがしゃれっ気で書いたらしい
それにしても八犬士はみな若くて強くてカッコよすぎです
みな武芸に長けていて敵を倒す倒す
おまけに公式に「美男子」とされている犬士が私が覚えているだけで3人<犬塚信乃、犬坂毛野、犬山道節>もいる
挿絵など見ると現八、荘介、親兵衛もかなり美しい
ある種の方々にはたまらない集団?(笑)
それぞれちょっとマイナス面もあったりしてパーフェクトじゃないところがまたよろしい
例えば信乃はどこかアマちゃんで詰めが甘い(だまされやすい)
道節は目立ちたがり屋
小文吾はあまり深く考えない性質
現八は深慮深いが口下手
などなど
飛びぬけたヒーローもいないしね
この辺キャラの設定がウマイです馬琴さん
女性キャラでは悪女・妖婦がワンサカ出てきて存在感放ってます
その中でもイチオシ、大好きになってしまったのが舟虫(ふなむし)
「新八犬伝」ではただの性悪女、悪女、毒婦というイメージしか持たなかったんだけど、今回読んでみてその徹底したワルぶりに心酔しましたね
これでもかっていうくらい八犬士を陥れようとするんだけど(とくに小文吾に恨みを持っている)もう手段を選ばずなりふり構わず。。。
最後は一瞬だけど敵であるはずの犬士たちと組んで共通の敵陣と堂々と戦い力尽きて死んでいった女傑でもあります
いや~いいねえ舟虫!
悪いことするたびに美しくなっていくってのも素晴らしい
なよなよした浜路(信乃のいいなずけ)よりも好きだよアタシャ
その舟虫の上をいく恐ろしい鬼女がこの物語の発端を作ったとも言える玉梓(たまずさ)
怨霊となって犬士たちを苦しめたりするんだけど最期、というか消息がよく分からない
派手な登場だった割にあまり存在感がなかった気が
「新八犬伝」ではしょっちゅう出てきて
「我こそは玉梓が怨霊~~~~~」
などと犬士たちを嚇してたけどなあ
後半のストーリーにちょっと物足りなさを感じるとしたらその辺かも
さて今回読んだ偕成社版「南総里見八犬伝」
もちろん原作を分かりやすく書き直したもので、登場人物をかなり削除、ストーリーも六分の一に縮めたらしいです
編者はあとがきの中で「原作も是非読んでくれ」と一部引用していますが。。。
無理!!
この調子で↑の6倍の長さは読めません
岩波文庫版で出ているそうです
でも確かにフルバージョンは読んで見たい気もする
面白いもん、ほんと

































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